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2010年7月2日金曜日

日本へ帰国

7月になってしまいました。こちらでの生活も残すところ2ヶ月。最後の課題が7月16日まで、最後のテストが7月21日、そして修論の締切が8月26日。修論が思うように進んでいなくて、ちょっとがんばらないと間に合わないかな。

そして今後の予定もそろそろ考えなければいけない。ということで、なかなか複雑な気持ちだけど、9月の頭に日本に戻ることを決めました。日本を拠点にアジアへの就職活動。つまり、欧州での就職は諦めるということ。

理由は単純。英国での就職の可能性が極めて低いということ。景気がなかなか回復しないところに、EU諸国の財政問題がさらに拍車をかけて、これからの2、3ヶ月で劇的に回復するとは到底思えない。特にM&Aがらみのビジネスは労働集約的なので、マーケットそのものが回復しないと求人は増えない。職務経験のある友人でさえロンドンを諦めて、スイスとドイツにフォーカスしている。

さらに内的な問題としては、ビザ、英語、職務経験。自分の持ってるものはどれをとっても採用する企業にとってネガティブでしかない。数年前であればこのスペックでも多少状況が違ったのかもしれないけれど・・・。

とネガティブなことだけを書いても仕方ないのでポジティブなことを。それは「やっぱり今後は欧州よりもアジアかな」と。

こっちに来て(ビジネスの世界に入っているわけではないけど)、日本と思ったほど差がないように感じている。来る前はなんかすごい違いがあるんだろう期待していたんだけど、どうやらそうでもなさそう。もちろんコミュニケーション能力や国際感覚などは学ぶ必要があるとは思うけど。だったら、なかなか先が見えない欧州よりも成長力で勝るアジアの方が働く場としては非常に魅力的。成長するところに世界中からリソースが集まってくるだろうし。

という感じで帰国することを決めました。詳細は決まったら連絡します。

2010年6月8日火曜日

ロンドンキャリアフォーラム

久々になってしまいました。いろいろ忙しくて・・・はい、いいわけです。

まず、イングランド戦。うーん、失笑という感じ。守備はいいとしてもやはり攻撃かなー。コートジボワール戦でも点取れなかったみたいだし。いや、闘莉王が2試合連続か。本番でがんばってもらいたい!!

先週末はロンドンキャリアフォーラムへ。参加は9社とかなり寂しい感じ。あまり期待しないで行ったんだけど、わざわざ海外に来て採用活動をしているだけあって、予想以上に面白かった。

参加者は200人ぐらいかな?そのうち15%ぐらいは外国人だった気がする。参加者のほとんどは職歴のない学生が多いと思う。企業も中途よりも新卒に力を入れているような感じだったし。

結局、4社にアプライして、すべて進行中の状態。基本的に次のステップは東京なので、進めるとしたら帰国後になるのだと思う。つまり、それは欧州での就職を諦めるということだけど。

さて、どうするかなー。

2010年5月17日月曜日

香港国際空港にて

アイスランドの噴火の影響がまさか自分に来るとは!?

ただいまヒースローが閉鎖されたため、香港国際空港でまちぼうけです。明日の同じ時間のフライトにすでに切り替えたけど、今晩のフライトが予定通り飛ぶかもということで、スタンバイ状態に。それで無理だったら空港泊かな。

一方で、インタビューは代表の方と一対一で、非常にあっさりした感じで終了。ほとんど英語をしゃべる必要がなくてどうなのかなと思ってしまう。直前に結構準備したんだけどな・・・。イメージしていたものとは少し状況や業務内容が違っていたので、話は少し保留の状態に。というわけでどうしようかいろいろ悩み中。でも、単純に1年くらい中国で働くのもいいかなと思ったり。その間に中国のビジネスとマンダリンをマスターしてしまえば、それはそれで将来役に立つかなと。

先方は「焦っていないので待ちますよー」と言ってくれたので、今後の様子を見ながら決断しようと思う。修論や授業もそうだけど、本気で就活やらねば!

今日ロンドンに帰れますように!!

2010年4月30日金曜日

なぜM&Aアドバイザリー?

この質問は99%の確率で面接で聞かれると思うので、事前にまとめておきたい。自分の興味については、昨年にざっくりとまとめた投稿があるので興味がある方は見てみてください。そこから若干の修正を加えて、準備としたいな。

自分の興味
自分の興味 その2
自分の興味 その3

自分の今後のキャリアについては、
20、30代については日本のために何かしよう
40、50代については世界のために何かしよう
60代以降はパン屋をやろう
と考えている。

ということで、しばらくは日本のために何かしたい。周知のとおり、少子高齢化や財政の問題、発展途上国の台頭とそれに伴う技術流出など日本内外の状況は大きく変化をしてきている。これらを問題とするか、機会とするかは人それぞれだと思うけど、日本自体が大きな変化が必要なのは間違いない。そして何より、状況が良かろうが悪かろうが、もっと日本を面白くできるよ!と直感的に思う。

M&Aは日本が今起こっている変化に対応するため(つまり、継続的な成長をするため)、そして日本をもっと面白くするために必要な行為であり、それをサポートしたい!というのが今回のポジションを希望する理由になる。

まずは前者の方から。世界のほとんどは(いろいろな問題があるにしても)資本主義というルールをベースにして動いている。そのルールの上では、限りあるリソースを以下に効率よく使って価値を創造しようとすることが、変化に対応するためのひとつのポイントになる。しかしながら、日本の多くの企業が効率の良い経営をしているとは言いがたく、4月27日のFTでも日本企業はもっと海外に出て、持っている資産を有効に使うべきだーと指摘されていた。(あまり当てにならないけど)企業の資産運用の効率性を示すROAも米国と比べるとずーっと低水準。


ROAの推移(内閣府調査)


M&Aはリソースの効率性を高めるという意味で重要な手法だと言える。例えば、(多くのファイナンスの論文が検証しているように)同業同士がM&Aで一緒になり、生産や研究の拠点を統合したり、販売力やブランド力を強化したりすることで、世の中により多くの価値を提供することができる。または、異なる業種がM&Aで一緒になることで、技術やナレッジの新たな活用につながり、価値創造へつながるかもしれない。

さらには、M&Aそのものが効率的な取り組みである。実体経済におけるリソースは、証券市場で取引されている株式や債券とは異なり、非常に流動性が低い。それは扱っているものが証券というモノではなく、知識や労働力というヒトから生み出されるものだからだと思う。例え、企業が競争力を失ったので解散してバラバラになり、そのリソースを再配分しようとしたところで、ヒト個人の性質や価値は見えづらく、最適な機会とのマッチングは非常に難しい。もし、ミスマッチが起これば、ヒトが何か新しいことを学ぶには時間がかかってしまうため、価値を提供するまでに時間がかかる。また、組織から所属しないと言う状態がそのヒトを不安にさせ、モチベーションを低下させてしまうかもしれない。それよりも企業単位で、もしくは事業単位で考えれば、その組織の提供できる性質やその価値が(ヒト個人に比べると多少は)明確なため、比較的効率よくリソースの再配分が行える。

このように内外の変化に合わせたリソースの再配分が進めば、企業がより多くの価値を提供し、より多くの利益を上げられるようになるだろう。そして、日本は労働の対価として、国の税収として、そして投資のリターン(現在の株式市場にいる投資家の60%以上は外国人だけど)として、利益の一部を手に入れることができ、それらが日本の継続的な成長につながるはず。

次に後者の「日本をもっと面白くする」について。前回と似たような話になるけど、戦後、日本は欧米をお手本に、安くて豊富な労働力と細かい改善の積み重ねによって世界第2位の経済大国までのし上がった。しかし、バルブを境に日本経済は低迷し、「失われた10年」と言われていたのが、いつのまにか「失われた20年」になってしまった。一人当たりのGDP(OECD調査)は80年代、90年代は5位以内が当たり前だったが、2000年を境に下落が始まり、2007年には19位まで下がった。それに影響されるかのように、自殺率(警察庁調査)も85年前後に少し上昇したものの、その後下落し、91年に底を打って、98年から急激に増加している。

「面白さ」は人それぞれだと思うので一概に定義することは難しい。しかし、人生の大部分を占める仕事で言えば、経済的な価値を提供することが目的であり、やれどやれど価値(≒報酬)がともなわない、またはともなう可能性が低い状況は決して面白くないと思う。例えれば、ある村にハンバーガーと言うものがなかった頃に、お店Aは米国のハンバーガーを真似て1000円で提供していた。お店Bも同じ頃に参入し、同じ質のハンバーガーを同じ価格で提供、お店AとBでそれぞれ半分ずつのシェアを取り、ビジネスは順調に成長していた。そこにマクドナルドがやってきて同じ質のハンバーガーを600円で提供し始めた。お店ABの熱烈なファンは多少いるかもしれないけど、ほとんどの人はマクドナルドに行ってしまい、お店ABは働けど働けど一向に儲からない(というか損をする)というような状態。お店ABの人たちはそのまま同じことをやってても絶対面白くないと思う。

そんなの当たり前だよー。ばかばかしい。でも、こんな状況が日本の色々なところに起こっているんじゃないかと思う。上の例を使うと、お店Aは「これまで順調に儲かっていたんだから、またきっとお客さんはもどってくるはず」とかお店Bは「お店Aがそのままの方針で行くなら自分たちもこのままがんばろう」なんてことになっているのでは。例え、お店ABが値段を600円に下げようとしたところで、世界中にチェーンを持つマクドナルドとは生産体制は大きく異なり、コストをまかなうことができない。

それではどうすればいいのか。マクドナルドとは違うハンバーガーを作る必要があるかもしれない。提供範囲を拡大する必要があるかもしれない。広告には芸能人を使う必要があるかもしれない。ハンバーガー事業を止めて別の事業にすべきなのかもしれない。要は何が答えなんだかもうわからない。なので、答えを自ら探し出そう、いや、答えを創り出そうとするチャレンジこそが重要になってくる。それが経済的な価値生み出す可能性を高める方法であり、結果的に面白さにつながっていくんだと思う。しかし、そうなった途端、どうしたらいいかわからなくなる。そりゃそうだ、そんな教育は受けていない。学校ではいつも必要な情報は与えられて、すでに決められた答えがある問題ばかり。それらから学んだ知識は、明確な答えのない状態で何をすべきかは教えてはくれない。

自分はM&Aが、明確な答えがない状況下で独自の答えを創り出す、またはそのプロセスをトレーニングする効果的な機会を提供してくれると考えている(M&Aが唯一の方法ではないです)。独自の答え創り出すためには、
・これまでとは違う情報や機会に目を向ける
・これまでの前提(過去の成功体験、既得権益など)を捨てて何が本当に必要かを分析し、解決策を考える
・勇気と信念を持ってリスクに立ち向かい、実行する
が必要になる。言うのは簡単、実行するのは難しい。

前職でM&Aに携わったとき、中小企業同士の、しかも同業にもかかわらず、サービスやシステムの作り方から、企業の文化、スタッフ個人の働くことに対する考え方まで様々な「違い」を目にすることになった。そして、それらをうまくひとつの企業としてまとめるには、従来のやり方を押し付けるのではなく、(できる限りかかわる人が満足するように)何が大切なポイントかを細かく分析し、ゼロベースで創る勢いでしなければいけなかった。そこには明確な答えなどは存在せず、自分で最適と思うものを決めなければいけない。そして、最後は普段だったら躊躇してしまうところを、M&Aでは遅れることが目に見えてコストだとわかるので、否が応でもリスクを取って実行しなければいけない状況に追い込まれた。

確かに自分が経験したM&Aは面白いことだけでなかったし、うまく行かなくてストレスが溜まることも多かった。しかし、自分のやろうとしていることが必要で価値のあることだと信じていたし、最終的には約20%のコスト削減という見える形の結果を得ることができた。多くの人がM&Aに関わることで、明確な答えのない問題への取り組み方を学び、「その方法が価値を提供できる可能性が高いんじゃないか」と思う人が増えれば、個人の面白さにつながり、そして日本全体の面白さにつながると思う。

・・・長い。絶対インタビューじゃ言えないな。

2010年1月18日月曜日

こっちで就職は可能なのか!?

授業が始まるのは明日からだけど、家にいてもなーんにもできないから、今日はわざわざ大学の図書館に来て勉強。テストのときはすごい込んでいたけど、今もなかなかたくさんの生徒がいて、みんなまじめだなーと思う。勉強しているかどうかはわからないけど。

さっき図書館で、同じMSc Financeの香港人に偶然会って就活の話になった。彼は昨年ロンドンの大手金融機関を中心に20社以上Applyしたとか。でも、返事をもらっていないか、Rejectionをもらって、いまだにインタビューのオファーをもらえていないとのこと。香港での就職は考えていなかったらしいんだけど、さすがに考えようかと悩んでいる様子。

彼自身、英語はもちろん上手だし、性格も明るくて、大企業受けはしそうな感じ。スーツでいる姿を良く見かけて、積極的に就活イベントに参加しているなーと思っていた。本人も時間を費やし過ぎて、全然勉強できなかったと言っていた。そんな彼でもインタビューすらもらえてないってどんだけひどい状況なんだろう。かたや、英国人は大手ではないにしろオファーをそこそこもらっていたので、やっぱり国籍やビザなどが関係あるのだろうか。

みんな卒業までにいい就職先が見つかるといいけど・・・もちろん自分も。

2009年11月18日水曜日

ボストンキャリアフォーラムを断念

先ほど、インタビューのお誘いをいただいた企業にキャンセルのメールを出しました。この選択が正しいかはわからない。これからできることは「この選択が正しかった」と思えるようにがんばるしかない。

ちなみに断念した理由は
・1社しかお誘いをいただけなかった
企業がインタビューのお誘いを出すことは任意で、当日行ってインタビューを受けることもできる。しかし、希望する企業が人気企業の場合は難しいかも。これは行ってみないとわからない。

・海外勤務へのこだわり
採用の多くが日本勤務メイン。以前は海外勤務の交渉は可能かと思っていたけど、海外もここまで厳しい状況だと難しいだろう。ちなみにインタビューをいただいた企業は日本勤務の可能性大。

・コストが10万以上
航空券や宿、食事などを考えると10万円を超える。ボストンまで近いかと思えば、時間もフライトだけでも6時間ぐらいかかるし。

・他に投資
同じコストに費やすなら、他に投資した方が海外就職に有利になるかも。そういう投資候補がちょっとある。


詳細はまた後ほど。

2009年11月12日木曜日

さらに転職エージェントと

昨日、ビジネスパラダイムという日系エージェントがImperial College Business Schoolに来たので、当日に面談を申し込む。ここは留学のサポートもやっていて、以前一度問い合わせをしたことがあった。担当していただいたのは創業者で代表の廣綱さん。非常に落ち着いた雰囲気の方で聞き上手という感じ。なんでもこっちでMBAを取って、95年からいるとか。面談時は創業者とは知らず、たわいのない世間話だけ。もっと色々聞けば良かったー。

内容はそれほど目新しいものはなかった。海外での就職を考えると、企業へのアピールとビザの問題から専門性を持つことが重要になる。自分のバックグラウンドでもっとも現実感があるのはやはり会計。日系企業をサポートする大手監査法人や中小会計事務所は各地にあり、日本人である強みを活かしやすい。

また、事業会社を勧められた。ジョブマーケットで金融やコンサルはひどい状況だが、他の分野に関しては実はそれほどではないとか。日本にある外資系企業のファイナンス部門がMBAやFinanceの海外留学生向けの募集をしているらしく、大企業の管理された財務や教育プログラム、グローバルな機会などは将来役に立つのではと。

あとは、日本で海外留学生として応募をするには今が時期だとか。ボストンキャリアフォーラムをやってるくらいだし。でもアプライしてオファー来たら決断をしなければならない。その時点で海外の可能性はアウト。


さて、自分はどこに向かうべきなのか。


ちなみにImperialで面談を申し込んだのは自分も含めてわずか2人。そして今日はCambridgeで面談らしく、ビジネススクールの学生の全員と会うとか。この差は一体!?就職への意識の差か、またはスケジュールの密度の差か。

2009年11月6日金曜日

人材紹介会社のインタビュー

スカイプで予定通り午前0時ぴったりから。さすが日本人笑。初めての体験だったので、最初はちょっと緊張。

コンタクトを取ったのはANTELOPEという会社。担当していただいたのは創業者で代表の小倉さんで、話した感じはとても良い方。自分が起業に興味があることを伝えると、自分の体験や仕事で見聞きしたものをふまえて様々な話をしていただいた。

紹介先は残念ながら日本だけみたい。業界は希望した投資銀行とVCに加えて、戦略系コンサルティングを勧められた。話した内容を以下にまとめたい。

[全体]
・日本のジョブマーケットは徐々に回復しているが非常に厳しい状況
・来年になれば状況はもう少し改善するのでは

[投資銀行]
・今年に入って約5000人がリストラされ、その半数がまだ就職活動中
・基本的に大企業出身者を好む(クライアントの信用を得やすい)
・MiF(MSc in Finance)の評価はそれほど高くない
・現状の評価は経験者>JP-CPA>US-CPA>MiFで、経験者>MBA(大学によりけり)
・インタビューではM&Aに興味に関する質問をされることが多い(最近のM&Aを10挙げて、その中で一番良いと思うM&Aは?、なぜ?)

[VC]
・ジョブマーケットはとてもひどい状況
・ビジネスとしても米国に比べて見劣りしてしまう
・特に日系の系列はひどい(決済承認の過程が長い)
・ほとんどが金融出身者でマネジメントについて知らない人が多いのでは

[戦略系コンサル]
・ジョブマーケットは厳しい
・大企業出身者を好む(クライアントが大企業だから)
・インタビューではケーススタディやフェルミ推定が出されるので準備が必要

やはり国内もマーケットは厳しいみたい。印象深かったのはVCのほとんどが金融出身者ということ。確かに募集要項を見るとほとんどが金融の経験が必要って書いてある。そしてこれまで金融業界を調べたかぎり、とても閉鎖的で、新卒から金融業界に入っている人がほとんどだろう。

ファイナンスは所詮リソースの確保とその配分であって、それだけでは何も生み出すことはできない。無理やり生み出そうとすると今回みたいな状況になる。特に不安定な中小企業は従来のNPVだけで企業価値を計ることは非常に難しく、もっと多角的に、特に目に見えないソフトな面(企業文化、スタッフの能力や性格など)から企業を分析する必要があるのでは。

さて、シリコンバレーでも行ってくるかな。資金がVCに流れ出したらしいし笑

2009年10月9日金曜日

投資銀行キャリアフォーラム

というのが、今日あった。集まったのはGoldman Sachs、Morgan Stanley、Deutsche Bank、BOA Merrill Lynch、Nomura、Citiの6社。プレゼンをしてくれたゲストの部署はEquity、Fixed Income、Risk Management、Technologyで残念ながらCorporate Financeは来ていなかった。

これまでCorporate Financeしか考えていなかったけど、今日の話を聞いてStructuringという部署が気になった。簡単に言えばお客様のニーズに合わせた金融商品を開発するところ。営業部や調査部と連携してお客様のニーズを汲み取り、クオンツと呼ばれる数学好きな天才たちと商品を開発。実際にお客様のもとへ商品の説明に行ったりする。代表的なのは金利や為替のリスクをヘッジする派生商品とか。

Corporate FinanceのDisadvantagesとしては
・超人気部署
・対象とするクライアントが国や大企業
・コンサルタントのようなジェネラリスト的な職業
が考えられる。もちろん大企業ならではの経験で、間違いなく有用だと思うが、数年後の起業を考えた場合に果たしてこれらの能力はどこまで必要なのか。おそらく起業のビジネスモデルは中小企業を対象にしたものだろうし、誰かの言葉を借りると「必殺技」が作りづらいのではと。

一方で、Structuringは
[Advantages]
・Corporate Financeに比べると人気はないはず
・MSc Financeで学んだことがダイレクトに活かせる
・金融商品を実際に作る技術を習得できる→今後の必殺技につながるかも
[Disadvantages]
・金融のものづくりなので、他の能力が養うことができない(Valuationとか)
・起業時の非常に限られた資本の中でどこまで商品開発の自由度があるかは謎
という感じ。

そういえば、今日も話したスイス人は元Credit SwisseのCorporate Finance(M&A Advisory)で働いていた。この部署はご存知のとおり自分の希望部署。彼はあまりのハードワークで4大監査法人のAdvisory業務に転職を考えている。社内の雰囲気もピリピリしていたとか。そしてこれから習うファイナンスの知識はほとんど使わなかったとか。やはり想像しているものとはちょっと違うみたい。もっと仲良くなっていろいろ話を聞きたい。

2009年10月6日火曜日

就活のアプリケーション

今日は2日目。メインは午前中のアカウンティングの授業で、ほぼオンライン準備コースの復習だった。前職はアカウンティングでしたとまわりに言いまくっているので、テストではしっかりと準備をしたいと思う。

そして、ようやく生粋の英国人の学生とランチで話をする機会があった。(実は香港+英国の2つの国籍を持つ学生とはすでに会っていた。)彼は当然ながら英語がとても早くて、正直60%ぐらいしか理解できなかった。他にもスイス人とイラン人と食べたけど、2人とも長い間英語を使う環境にあったらしく、とても流暢に話す。数ヵ月後にはああなりたいと思う。そのためには話す練習あるのみ。

そういえば、当初Induction week(つまり今週)にやると言っていた統計とアカウンティングのテストがなぜかずれることになり、その日程が11月16日、17日に決まった。というわけで、20日-22日のボストンキャリアフォーラムが少し現実味を帯びてきた。

とりあえずどのような準備が必要か調べるため、アプリケーションで答えなければいけない質問を見てみた。各社言語や字数制限(英語で150-200words、日本語で300-400文字)など若干異なるものの、まとめるとこんな感じ。

・なぜ(その会社の)その部署を選んだのか
・あなたは会社にどのような貢献ができるか(≒なぜその会社が適しているのか)
・人生において最もインパクトの大きい達成は何か
・あなたの強みと弱みは何か
・ファイナンス業界であなたを成功に導くスキルや経験は何か
・何かを達成したとき、あなたをより高みへ導くモチベーションになるものはなにか
・なぜ会社はあなたを雇うべきなのか

Imperialのアプリケーションも同じような質問だったことを覚えている。そのとき学んだことは自分しか作れないアプリケーションを作ること。それはどう作れるのか。主張をサポートする部分に自分の経験を使うのが有効。自分の経験は自分だけのものであって、誰ともかぶることはない・・・はず。

正直、自分の興味で書いたことをそのまま書きたくなるが、この場合はふさわしくないかもしれない。理由は2つ。字数制限があって全てを伝えきれないことと、本やネットから得た情報の寄せ集めと思われてしまうかもということ。なので今回もM&Aの経験などを使って考えたいと思う。

2009年10月4日日曜日

自分の興味 その3

(また前回からの続き)

そのような状況を打破するためのオプションはいくつか考えられるが、せっかく自分は会計に携わったので、カネという側面からアプローチをしてみたい。少し具体的にすると、FDI(海外直接投資)を活性化させることで、日本の資本不足を改善するのと同時に、(1)と(3)を改善できないかと考えている。(1)に関しては、海外と日本とのカネの流れを増やすことで、日本に入ってくる新しい分野の情報や否定的な情報を増やすことができるのではないか。(3)に関しては、日本に入ってくるFDIを「これまでとは違う何か」を創るためのリスクをシェアする仕組みに向けることができないか。

はっきり言って、まだ全然具体的ではない。具体的にするにはファイナンスの基本的な知識や経験に加えて
・海外投資家はどのような投資理念を持っているか
・ハイリスクの投資をどのように運用すべきか
の2点については少なくとも学ぶ必要がある。

この条件を満たすのは海外のPrivate Equity Fundだが、基本的に投資銀行などでの経験が豊富なプロフェッショナルしか採用せず、いきなり入り込むのはほぼ不可能。したがって、投資銀行のCorporate Finance部門か監査法人のCorporate Finance Advisory部門での就職を目指そうと思う。もちろん難易度は非常に高いけど。

以上、自分の興味をまとめてみました。あー、長かった。

自分の興味 その2

(前回からの続編)

この能力を影響を抑えて「これまでとは違う何か」を創り続けるには
(1)新しい分野の情報や否定的な情報を取得できる環境
(2)これまでとは違った考え方をしようとする能力
(3)リスクを取る勇気
が必要になってくる。しかし、今の日本でこれら3点を満たすことは非常に難しい。

(1)については、まず英語の壁が存在する。例えば、鳩山総理大臣が先日の気候変動サミットでCO2を25%削減することを表明し、日本のメディアは大々的に取り上げたが、BBCやFinancial Times, Economistなどは米国と中国のことばかりで日本のことにはほとんど触れていない。これは海外メディアが正しい間違っているというわけではなく、日本と海外との考え方のギャップを表している一例だと思う。

そして、対外とのヒトとカネの流れが非常に少ないことが挙げられる。現在、日本で働いている外国人労働者は100万人弱と全人口の1%にも満たず、他国と比較しても非常に少ない。しかもこの多くが製造業で働く単純労働者で、知的労働者と呼ばれる人たちはほんの一握りにすぎない。カネに関しても、2007年の対外直接投資(GDP比)は1.68%、対内直接投資(GDP比)は0.51%となっていて、先進国(2%-8%)の中でも最も少ない値となっている。これらはヒトやカネそのものの流れが限られているだけでなく、対外との情報の流れが限られていることを意味している。

(2)については、暗記型の教育が挙げられる。日本の教育制度は何か新しいものを創るをすることよりも知識をひたすら詰め込むことを重点においている。いい例が、大学4年生の学生が研究テーマをなかなか決めることができないということ。これまで全て受身で学んできてしまったため、自分から主体的に考える方法がわからないし、考え方を変えるなんてとてもできない。日本で2年間学んだ経験がある、英国で映画専攻の中国人が「日本の教育は窮屈で仕方がなかった」と言っていたが、まさに当然の感想だと思う。

(3)はリスク回避の日本人の性格が邪魔をしている可能性が高い。たとえ考え方を変えなければいけないことに気づいたとしても、企業でいえば取引先や株主との関係を気にして、個人でいえば世間の目や社内での関係を気にして変えることができない。もし、失敗してしまったら失敗者の烙印を押されて、もう二度と同じ状況には戻ることはできない。日産をカルロス・ゴーンが(一時)回復させることができて、旧経営陣ができなかったのはまさにこの影響によるものだろう。

さらにはそもそものリスクが高いかもしれない。カネの側面からいえば、リスクを取ろうとしない保守的な金融機関の対応は、企業や個人のリスクを増大させ、挑戦する意欲を減退させていると思う。財務諸表を評価システムに入力しただけで得た融資枠による貸付や開業当初から出資をしようとしないVCでは、「これまでとは違う何か」のアイデアがあって起業しようとしても、個人で取るリスクはあまりに高すぎる。

(また続編へ)

自分の興味

自分探しのスタートとして今の自分の興味についてまとめてみたい。

以前にも日本の選挙に書いたとおり、自分は日本が近い将来、深刻な資本不足の問題に直面するときが来ると考えている。戦後、欧米を手本に、安くて豊富な労働力と細かい改善の積み重ねによって、製造業を中心とした強い輸出産業を作り上げることができ、十分な資本を集めることができた。これらの資本は企業内の再投資に回されたり、個人の貯蓄及び消費の増加に貢献した。しかし、バブルを境に状況は大きく変わった。GDP第2位になって先進国の仲間入りをし、もう真似をするお手本はなくなった。さらに国債を発行し続ける財政の限界、少子高齢化による労働力及び消費力の低下、技術の海外流出による競争力低下などから、このまま同じことを続けていたら経済が縮小するのは明らか。

しかし、日本の持っている基本的な技術力やサービスのレベルは非常に高いと思う。オーストラリアに3週間、ロンドンに1ヶ月半いて、「これは日本よりすごいな」と思えるモノやサービスにほとんど出会っていない。しいて言えば公園の整備ぐらいだろうか。もちろんコミュニケーションや教育、ビジネスにおける考え方には学ばなければいけないと思うことがたくさんあるが、目で見える形になっているものに関してはそうではない。これは日本のものに慣れてしまっていることも多少あるにしても、時間通りに来ない運行システムや栄養や味を気にしない食事はどう考えても日本より劣っている。

この日本の基本的なレベルの高さは、予想される厳しい状況下でも経済を維持成長させることができる可能性を表していると思う。ただ、これまでと同じようにやってもうまくいかないだろう。例えば海外に日本の携帯電話を持っていっても、あんなに高機能なのに失敗してしまった。ユニクロだって今でこそ少しずつうまくいっているみたいだけど、最初は海外展開がうまくいかず撤退した。日本の多くの産業の国内市場も飽和状態にあり、従来どおりにやっていても徐々に苦しくなっていくだけだろう。

今後の成長には「これまでとは違う何か」を自分たちで創り続けることが必要だと思う。それは液晶テレビの厚さを3cm→2cmにするというなことよりも、(今でこそ当然のように感じるが)携帯にカメラをくっつけてしまうことのような違いが重要。また、それがモノやサービスといった最終的なアウトプットに限らず、コスト管理でも、プロモーションの方法でも、内部の組織風土でも、またはこれらの複合的なものでも構わない。さらに「これまでとは違う何か」そのものも重要だが「これまでとは違う何かを創り続ける仕組み」こそがこれからより重要になってくると思ってる。

では、どうしたら「これまでとは違う何か」を創り続けることができるのか。人間は何かを考えるときに、どうしても本能や過去の経験から作り出した考え方(自分は枠と呼んでいる)に頼ってしまう。人間が処理している情報量は非常に膨大で、どうしても効率を重視した処理方法を取らざるを得ない。例えば、初めて自動車を運転するとき、ブレーキを踏んで、エンジンかけて、ギアをドライブにして・・・と意識しないと忘れてしまうし、狭い道を通るときもフロントガラスから見てあのあたりに路側帯が見えれば・・・と多くのことを意識している。しかし、そのうち慣れてくるとこれらは無意識にできるようになってしまう。一時期流行った(?)仮説思考なんてのは、まさに問題解決における枠作りと言える。

この能力は処理効率という面では非常に有用だが、新しい発想をしたりということに関しては邪魔をしてしまうことが多い。有名な経営者が過去の成功体験から誤った経営判断をしてしまう・・・なんてのはこのケースに該当するだろう。

(長いので次回に続く)

2009年9月25日金曜日

転職エージェントのインタビュー

昨日、登録した2社に行ってきました。両社ともオフィスはシティにあって、その間徒歩30秒。普通に窓から相手の会社が見えてたりする。手に入れた情報としてはこんな感じ。

・欧州(UK、EURO)金融業界は依然として厳しい状況
 -> 欧米系はもちろん日系からも求人はほとんどない

・米国に比べ、欧州と日本との関係はそれほど密ではない
 -> そもそもこっちでの日本人採用が少ない

・欧州の日系メーカーからの求人はたまにある
 -> 某大手日系ゲームメーカーの財務担当者とか

・欧州に比べシンガポールが景気の回復が早い
 -> 某大手日系銀行がアジアマーケットに対する日系企業のクロスボーダーM&A業務を募集
 -> ちなみにシンガポールの平均給与は日本の7掛け
 -> ちなみに上海の平均給与は結もっともっと低いらしい

・中途採用の場合、オファーをもらったらすぐ働かなければならない
 -> 動き出すのは来年の4月以降

・紹介できる求人はほとんど日系企業
 -> だいたい日系:外資系=7:3

・こちらではあまり新卒という概念がない
 -> 現在の大手外資系金融機関の募集(Full-time)は新卒も中途もみんな応募してくるらしい

・金融業界に入るなら28歳まで
 -> これ以降の金融業界への転職はケースとしてあまりないらしい。かなり閉塞的。

という感じ。はい、厳しいですね。もちろん来年には状況は少し変わっていると思うけど、劇的に変わることは考えにくいかな。

HSBCがオフィスの中心をロンドンから上海に移したり、野村の最近の動きを見ていると、多くの金融機関が中国をフォーカスし始めている。香港やシンガポールで働くことは長い目で見ると結構メリットがあったりするのでは、なんて考えたり。ただ香港は英語に加えて、中国語も重視されるというウワサ。今から中国語勉強しようかな笑

2009年9月21日月曜日

日系の転職エージェント

にとりあえず登録してみました。登録したのは
・Centre People Appointments Limited
・JAC Recruitment
の2社。まあ、留学エージェント同様、あまり当てにはならないというウワサを聞く。まあ、それでも何か良い情報が手に入ればいいかなと。24日(木)にさっそくインタビューに行ってきます。

今日はSSWという自分の専攻の英語を使おうという授業のテスト。問題は一人ひとり違って、事前に選んだ本を基に作られます。自分の場合は「プライベートエクイティファンドが投資に用いる手法と、日本で投資する際に文化的障壁をどのように解決することができるか。」という感じ。

いやー、ちょっと難しいっす。でも自分の将来にとってダイレクトな問題かもしれない。次はしっかり応えられるようになっておきたい・・・って次はいつだ?

2009年8月29日土曜日

初めてのキャリアセンター

It's not impossible, but ...

わかってはいるけど、改めて言われると辛い。

ビジネススクールのキャリアセンターに行くと、明るそうなおじさんがアドバイザー。CV(履歴書)を渡して簡単な自己紹介と自分の今後について話す。

彼のアドバイスはまとめると下記のようになる。

・非常に厳しい
 - 投資銀行、特にコーポレートファイナンス部門の競争率の高さ
 - EU外の国籍=永久就労ビザがない
 - 特別な経歴や能力があるわけではない
 - イギリス以外のEUはもちろん、アメリカや香港も状況は似ている

・柔軟に考えたほうがよい(妥協案とそのタイミング)
 - ロンドンの金融機関で技術職などの別の部署
 - ロンドンに支店のある日系金融機関
 - 日本の外資系金融機関に就職して、そこからロンドンへ
 - コーポレートファイナンスであれば金融機関以外の会社も視野に

・諦めないでトライすべきだ
 - Fulltime2010 (Apply: Sep-Nov2009)
 - Internships (Apply: Jan2010)
 - Fulltime?? (Apply: After graduating)
 ※上記のオプションは自分で提案

と言う感じ。加えて2つの質問。

K: My visa can be extended for one or two years. Is it useful to get a job in the UK?
A: No. If you were a human resource manager, which would you like to employ the candidate with 2-year visa or the other candidates who have a parmanent visa and the same backgroud?
K: ・・・.

K: In recent years were there any Japanese students who tried to get a job in the UK like me?
A: I don't know all of the Japanese students. But, the students I remember went back to Japan.

うーむ、どうするか。。。