2010年7月2日金曜日

日本へ帰国

7月になってしまいました。こちらでの生活も残すところ2ヶ月。最後の課題が7月16日まで、最後のテストが7月21日、そして修論の締切が8月26日。修論が思うように進んでいなくて、ちょっとがんばらないと間に合わないかな。

そして今後の予定もそろそろ考えなければいけない。ということで、なかなか複雑な気持ちだけど、9月の頭に日本に戻ることを決めました。日本を拠点にアジアへの就職活動。つまり、欧州での就職は諦めるということ。

理由は単純。英国での就職の可能性が極めて低いということ。景気がなかなか回復しないところに、EU諸国の財政問題がさらに拍車をかけて、これからの2、3ヶ月で劇的に回復するとは到底思えない。特にM&Aがらみのビジネスは労働集約的なので、マーケットそのものが回復しないと求人は増えない。職務経験のある友人でさえロンドンを諦めて、スイスとドイツにフォーカスしている。

さらに内的な問題としては、ビザ、英語、職務経験。自分の持ってるものはどれをとっても採用する企業にとってネガティブでしかない。数年前であればこのスペックでも多少状況が違ったのかもしれないけれど・・・。

とネガティブなことだけを書いても仕方ないのでポジティブなことを。それは「やっぱり今後は欧州よりもアジアかな」と。

こっちに来て(ビジネスの世界に入っているわけではないけど)、日本と思ったほど差がないように感じている。来る前はなんかすごい違いがあるんだろう期待していたんだけど、どうやらそうでもなさそう。もちろんコミュニケーション能力や国際感覚などは学ぶ必要があるとは思うけど。だったら、なかなか先が見えない欧州よりも成長力で勝るアジアの方が働く場としては非常に魅力的。成長するところに世界中からリソースが集まってくるだろうし。

という感じで帰国することを決めました。詳細は決まったら連絡します。

3 件のコメント:

  1. お!待ってるよ!
    最近中国を初めアジアの勢いはすごいよね。
    うちも中国・香港系の仕事増えてきてるし。

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  2. うちは日本企業相手にしか仕事しないなー。
    あくまでも日本企業の成長を後押しすることが使命らしい。
    ニューヨークとかにもあるけど、アメリカに進出している日本企業相手だしね。

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  3. >来兎
    さんくす。
    俺も中国行きたいよ。ちなみに中国で働くには英語に加えて、中国語がほとんどの場合必須みたい。いずれにしてもこれから少しずつ中国語を勉強しようと思う笑。

    >あきら
    多くの企業はそうだろうね。俺のこないだインタビューを受けた香港の会計事務所もクライアントの約80%は日系企業らしいし。でも、今後は日系企業だけでなく、地元企業を相手にグローバルに展開していくことになると思うけどねー。

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