(また前回からの続き)
そのような状況を打破するためのオプションはいくつか考えられるが、せっかく自分は会計に携わったので、カネという側面からアプローチをしてみたい。少し具体的にすると、FDI(海外直接投資)を活性化させることで、日本の資本不足を改善するのと同時に、(1)と(3)を改善できないかと考えている。(1)に関しては、海外と日本とのカネの流れを増やすことで、日本に入ってくる新しい分野の情報や否定的な情報を増やすことができるのではないか。(3)に関しては、日本に入ってくるFDIを「これまでとは違う何か」を創るためのリスクをシェアする仕組みに向けることができないか。
はっきり言って、まだ全然具体的ではない。具体的にするにはファイナンスの基本的な知識や経験に加えて
・海外投資家はどのような投資理念を持っているか
・ハイリスクの投資をどのように運用すべきか
の2点については少なくとも学ぶ必要がある。
この条件を満たすのは海外のPrivate Equity Fundだが、基本的に投資銀行などでの経験が豊富なプロフェッショナルしか採用せず、いきなり入り込むのはほぼ不可能。したがって、投資銀行のCorporate Finance部門か監査法人のCorporate Finance Advisory部門での就職を目指そうと思う。もちろん難易度は非常に高いけど。
以上、自分の興味をまとめてみました。あー、長かった。
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ホント長いっス(笑
返信削除でも、わかり易かったっスよ。
目的意識を明文化できるあたりは、流石っスね。
ここに示された思考が、今後どう進化していくか、今から楽しみです。
2ヵ月弱だと、まだまだ、軸足は日本にある感じかな。
完全に英国人化した時何を思うか、期待してますヨ?
>もちさん
返信削除最後まで読んでいただきありがとうございます。
残念ながらまだまだ軸足は日本です。もう少し英国人化には時間が必要みたいです。英国人と言っても、接する機会がそんなに多くないので、国際人ですかね笑。ちなみに昨日のレクチャラーもプリンストン大学卒のギリシャ人でした。
昨日はトルコ人とよく話をしたんですが、トルコの大学の授業は全て英語らしいです。彼は「日本はすばらしい経済と翻訳されたたくさんのマテリアルがあるからいいんだよー」と言っていたけど・・・どうなんでしょうね。