2009年8月7日金曜日

オーストラリア旅行(メルボルン)

XPTという鉄道に乗ってシドニーからメルボルンへ。昼夜と2本走っているが、宿代を節約するために夜行を選択。車内では怪しげな勧誘をする人がいて一時騒然となったが、無事にSouthern Cross駅に朝8時前に到着。乗車時間は約11時間。

第一印象は寒い。どうやら気温は12℃前後。そして天気が良くない。シドニーは天気が良くて暖かかったが、メルボルンは曇りが多い。

着いたら荷物を預けるために宿泊先であるMelbourne Central YHAを目指す。ところがなかなか見つからずに1時間ほど時間を無駄にしてしまう。人に尋ねてもMelbourne Central駅が結構離れたところにあり、どうやらその近くだと思って教えてくれる。

荷物を置いたらマフィンとコーヒーを買ってビジターセンターへ。ビジターセンターには観光に関するパンフレットや相談できるスタッフ、そしてツアー予約などをしてくれるスタッフがたくさんいてとても便利。観光に対する力の入れ具合が日本とは違うなという印象。

メルボルンでは3日間の滞在。初日はシドニーと同様に町全体をぶらぶら。中心部は、シドニーもそうだったが、それほど大きくなく、見るだけだったら1日で十分回れてしまう。メルボルン大学に行ったり、博物館に行ったり、ショッピングモールに行ったり。博物館の大きさにも驚いたが、一番のお気に入りは図書館。でかくて、建物が英国調で美しく、ここの図書館だったら勉強もはかどりそうw


2日目は日帰りツアーを利用してGreat Ocean Roadという有名な景勝地へ。ツアーは前日にビジターセンターで予約した。侵食によってできた様々な岩の形や層が海の色とマッチしてとてもキレイ。途中に野生のコアラが見れるスポットに行くなど色々楽しめた。


ツアーでは韓国人と日本人とよく話した。サークルの後輩似ている韓国人はワーホリでオーストラリアに来ている大学生で、帰国前に旅行をしていると言う。大学では経営学を専攻していて、将来は国の官僚になりたいらしい。今、韓国で良い就職するには英語(日本生まれのTOEIC)が必要で、多くの人が留学をしたりしてるというのはよく聞くが、まさにそのうちの一人なんだろう。他にも大学の話やサッカーの話をした。もう一人もワーホリで来て、カフェでバイトをしながら英語を学んでいるとのこと。

出会った日本人の一人はワーホリ、もう一人はタスマニア島で知り合いのところで働いていたとのこと。ワーホリで来ていた人には前日になぜかショートして壊れた携帯充電器を貸していただき、マジ感謝!最後のシドニーで返すことを約束。

そして3日目はメルボルンカップの行われるフレミントン競馬場に行くことに。ビジターセンターではトラム(オーストラリアの路面電車)で行くことを勧められたが、お金を節約するために徒歩で行く。しかし、これが裏目に。地図が途中までしか書かれていなかったが、トラムに沿っていけば着くだろうと思い歩いたが、なんとトラムの番号を間違えてしまった。結局、着くのに3時間以上かかってしまった。

競馬場はもちろん開催されていなかったが、コースの中まで入らせてもらって満足。建物が白で統一されていて紳士の格好が似合う競馬場だった。と思いきや予想屋の専門ブースがあったりとなかなかおもしろい。ちなみにメルボルンカップの日は祝日になるらしい。



帰りにマーケットに寄ってバナナを買い、Targetという衣料品+玩具屋で来週に控えているキャンプに備え安いセーターを購入。そんなこんなで最終日は終了。

YHAでは同室の台湾人とよく話した。彼も大学生でメルボルンの情報やこれまでの旅について色々話した。大学での専攻は警察学(?)で将来は警察官になるのだという。自分が将来は起業したいと言ったら「お前はすごいな。俺はそんなリスクは取れない。」と言われた。アジア人は公務員を望む安定志向の人が多いのかなー。まあ、日本もそう変わらないか。

また、ワーホリで来ている日本人とも出会った。ワーホリの途中だが、乾季のこの時期に旅行をしているとのこと。なかなか英語が思ったように上達せずに悩んでいる感じだった。この後に行くアデレードでも同じ宿らしいので、そこでの再会を約束。

とは言え、メルボルンでは誰とも話ができない時間も結構多く、孤独との戦いもあった。しかも、お金をケチって100円で昼夕食を済ませたりしたときはすごい寂しくなった。自分にとって友人と食事は大切であることを改めて実感したりした。

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