2009年10月2日金曜日

Pre-induction course その2

感想を書いてみようかと。

[英語について]
レベルが非常に高い。正直甘く見ていたかも。特に誤算だったのは以下の2つ。
・香港、シンガポールは英語圏
・欧州人も母国語でないにしろ、多くの学生が学部時代に英国留学を経験

結構な割合を占める彼ら。多少アクセントは違えど普通に英語をしゃべる。その点、中国人は比較的親しみが湧くけど、それでも自分よりは全然うまい。コースの中でペアやグループになって議論することが多々ありましたが、スピードと表現の幅の広さについて行けず、意見を求められてもただ単純な表現を述べるだけで精一杯という感じ。もちろん自分のやるべきことは変わらないけど、あまりのレベルの違いにショックを受けてしまったり。

[ファイナンスについて]
まだごく一部としか接していないですが、多くの学生がInternshipやFull-timeでファイナンスの職についた経験があるためかなり詳しい。ビジネススクールなのでそりゃ当然だが。日本であまり経済やファイナンスについて議論する機会が少なかったため、ちょっと戸惑ってしまったり。

[キャリアについて]
はっきり言って自分にとってプラスの情報は全くない。特に欧州での冷え込みっぷりは相当のよう。しかし、欧州とアジアの大手投資銀行の応募締切は迫って来ている(数社はもう過ぎている)ため、どういう戦略で行くのかを考えなければいけない。

それぞれの企業に対して応募の準備をするため全てのオプションを取ることは時間的に不可能。簡単に諦めたくはないが、ロンドンの投資銀行や監査法人が、こんな厳しい状況の中、就労ビザが必要で英語が十分でない日本人を雇うことは考えづらい。じゃあ、アジア(香港やシンガポール)などにターゲットを絞るか、それとも投資銀行や監査法人を諦めて別の業種(メーカや食品など)でトライしてみるか。もちろん変更したからといって状況が楽になるかというとあまりそういうわけでもない。じゃあ、ボストンに行って東京勤務になるかもしれないけど、日本人を対象にした求人にフォーカスしてみるか。外資系だけでなく、日系金融機関を視野に入れるべきか。でも、それだと何のために高いコストを払って英国留学をしているのか?

もちろん来年春から始動するであろう転職エージェントもオプションの一つ。しかし、あまり当てにならないことを考えるとこの秋の採用が非常に重要になってくる。限られた情報と時間の中、理想と現実を見極めて決断をしなければならないみたいです。

あー、またネガティブ感たっぷりな感想になってしまった笑

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