2009年9月22日火曜日

やる気が出ない

Pre-sessionalも残すところあと3日。ちなみに25日(金)の午前が最終でした。なのにやる気は出ない。英語はしゃべれない。早くも息切れ気味かな。

木曜の最終プレゼンに選んだトピックは「Prospect Theory」というやつで2002年にノーベル経済学賞をもらっている理論。多くの経済学やファイナンスの理論は期待効用理論(期待値)などの客観的価値を前提にしているけど、実際にヒトは主観的価値をもとに意思決定をしてしまう。Prospect Theoryはそんな心理学的な側面にフォーカスした意思決定理論。

金融危機がきっかけなのかはわからないけど、ひそかに人気が出てきているなんてウワサも。ビジネススクールでも新しくクラスを設けたとか。実用例を調べてみるとJPモルガンがProspect理論を含めた行動ファイナンスを結構前から研究をしていたらしく、日本でココロジカルというファンドを作って提供している。紹介のページは行動ファイナンスのクイズがあって面白い。

ただ、以前心理学を勉強していたときも思ったけど、定量化するのが難しいのでは。定性的にはおおざっぱに説明できたとしても、ビジネスで使おうとするとやっぱり定量化は必要になる。ココロジカルもマーケットの心理的要素を定量化して投資戦略に反映しているといってるけど・・・どうだろう。ただ、期待値のような客観的な側面だけではなく、主観的な側面にアプローチすることはビジネスにおいては大切なことだと思う。

ちなみに今日のプレゼンの練習で「期待値がわからない」と言われてしまいました泣

3 件のコメント:

  1. さっそくホームシック?笑

    英語が出来ないのは、当たり前、英語が出来ない自分に固定観念・出来ないモデルを持っていない?俺は、アパレルの仕事をやっているとき、周りの同業者から「こいつこれしか英語が話せなのによくこんなにも仕事ができるな!」と言われたよ。
    さすがに、大学院の授業となると、レベルが違うだろうから一概に言えないと思うけど。そのときの自分を振り返って見ると、英語が話せないことなんか当たり前、だからなんだって、成果が出せれば関係ない。英語力の足りなさについて後日悔やむことはあっても、その時、その時については、自信をもって商談に向っていたかな。

    当たり前の話だけど、今の自分を出し切っているのなら、改善点や足りない部分は、見えてくるんじゃない。
    ブログには、見えなくなっているとは書いていないけど、イギリスにいって自分自身を無意識に「英語に苦しむ貧乏留学生」にセットアップしてやいないかい。そんな自分自身に気付いていないのかしら。

    あなたは、失うものなどなにもない。
    ただの学生です。足りないところがあるのなら、シンプルに補うだけだし、間違いに気付いたのなら直せばいいんじゃない。

    難しく考えるなよ。シンプルにシンプルに。
    得意の無機質な客観視でいいんじゃない。笑

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  2. やる気が出ないですと!?
    情けないこと言ってると、テムズ川に放り込みますよ!?

    …とか言ってみる(・ε・)

    まあ、色々とハードルを抱えてるようで結構、結構。
    それこそ、挑戦者の醍醐味ではないか。

    孤独と不安と焦燥の中からこそ、光は得られるのだよ。

    孤独を癒そうと思うなかれ。
    不安の中で魂を晒し、焦燥で身を焼くのじゃ。

    何を得んがため、何を捨ててきたのか。
    己が何者であるかを、己自身に問い続けよ。

    もがけもがけー。


    …まあ、おいらは寝るけどね?(>_<)b

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  3. > 信二さん、もちさん
    熱いコメントありがとうございます。

    確かに「英語に苦しむ貧乏留学生」の枠を作っていた感はありますね。ただ僕のなかで貧乏学生はポジティブなものですが。正直まだまだ全てをさらけ出せてないかな。

    > 何を得んがため、何を捨ててきたのか。
    > 己が何者であるかを、己自身に問い続けよ。
    なるほど。会社を辞めてからもそうでしたけど、こっちにいるとより意識させられますね。帰国する頃にはもちさんみたいに仙人を目指そうとしてるかも笑

    というわけでやる気が出ないと書きましたが、まだまだ大丈夫です。今日でPre-sessionalも終わり、再来週からFinanceのコースが始まります。それをきっかけに全力でぶつかってもがいてみようと思います。

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