2009年6月4日木曜日

地方の難しさ

IELTSが終わって気が抜けモード。
その証拠に久々の風邪を引いてしまいました。
やることたくさんあるんだけどなー。

先週末、5年ぶりに父の実家に行ってきました。
しばらく向こうにいるとなるとなかなか会えないですからね。

場所は新潟の糸魚川あたりなんですが、今回「田舎」というやつを肌で感じました。

そのひとつはコミュニケーション。
ご近所の噂話はもちろん、地域の決め事をするにあたってのしきたりだのなんだのと、話を聞いている限り、いろんなしがらみがあるような感じでした。

もうひとつは経済的な弱さ。
多くの住人の雇用は数社の大企業から生み出されており、そこを基点に地域の消費などにつながっているようです。糸魚川の場合は、電気化学工業とYKKがその役を担っているらしい。今回のように景気が悪くなり、これらの会社の調子が悪くなった場合、このダメージがそのまま地域経済に波及してしまうようです。

住民の高齢化と減少で町は寂れてしまい、さらに今回の雇用の悪化。何かを作り出すにも様々なしがらみが存在。帰りの電車で糸魚川を復興させるにはなんて考えてましたが非常に難しい問題ですね。

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