昨日は選択科目の初回。Venture Capital Finance and Innovationという科目で自分の興味にぴったり。毎週あるわけではないので、この日は9時から17時まで、お昼1時間はさんでぶっ通し(実際は16時過ぎに終わった)。教授もPrivate Equityで何年も経験のある人なので、業界のことだったり、自分の経験だったりを織り交ぜてかなり面白い。ようやくビジネススクールらしい授業に出会えた感じ笑。あっさり「他の授業でやってる細かい計算はVCやPEの実務で使わないから」と言い切ってしまっていた。あと印象に残ってるのは「PEは分析力だけでいけるかもしれないけど、VCは自分でベンチャーを立ち上げたことがないと難しいだろう」ということ。その業界や技術のこと、そしてベンチャーを経営するということを知らないと成功する投資判断を下すのは難しいらしい。
気になるのは、グループ分けでまたスイス人と英国人と組んでしまったこと。スイス人は投資銀行でバリエーションを実際にやってきた人なので、今回は大きく外れることはないと思う。というか色々学ばせてもらえるいい機会になるのではないかな。いずれにしても同じ過ちは繰り返しません。
そして夜は、財務省のKさんのお誘いで、また官僚の飲み会に。今回は普通のパブで開催して、5時間ぐらい立ちっぱなし話っぱなし。官僚以外の方もいらっしゃったけど、なぜか自分は財務省、金融庁、経済産業省、社会保険庁、国土交通省、農林水産省の方々とよく話をした。まわりに官僚の友人がいないので仕方ないけど、全然彼らのことをしらないなーということを実感。話にも出たけど、民間と役所でお互いをもうちょっと知ることができるような仕組みだったりが必要だと思う。
中でも米国のWharton SchoolからLondon Business Schoolに3ヶ月限定の交換留学に来てる人が面白かった。彼曰くWharton Schoolと比べると英国のトップビジネススクールですらぬるいらしい。時間的にも米国では毎日3つのケースを読む必要があったが、英国に来たらそんなこと全然する必要ないとか。付き合いも米国ではいかに相手に自分の価値をアピールして認めてもらわないとグループを組むことすら難しいけど、英国ではあいさつしてすんなり。もちろんWharton Schoolのブランドがあったからかもーと言っていた。みんな必死に勉強したり課外活動をしていて、教育環境や学生の質は日本とは比較にならないとも言っていた。
みんながキャリアのためにギラギラしているのがいいかはわからないけど、やはり実力にはどうしても差がついてしまうと思う。そういうやり方が日本には合わないんだったら合わないなりにうまくやっていくしかない。少なくとも自分の頭で考えて実行するような機会提供と、実業を考慮したカリキュラム変更することは必要だと思う。あと、英語で授業はMustです。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿